障害者向けグループホームの大手、通称「恵」。その名前は「恵みを与える」という意味ですが、最近の報道を見ると、その「恵み」はどうやら「30円の食事」だけのようです。
元社員たちは、「1食30円しか使えなかった」と証言。これでは、利用者が「どんどん痩せていった」のも無理はありません。一体どんな食事が出ていたのでしょうか? 想像するだけで胃が痛くなります。
さらに驚くべきは、「食材費を増やしてほしい」と頼んだ元社員が役員に断られたという事実。会社の利益優先主義が露呈しています。スタッフは自腹を切ったり、自宅から食材を持ってきたりしていました。まるで昭和の時代にタイムスリップしたかのようです。
しかし、この問題は国も見逃していません。厚生労働省は、同社のグループホーム約120カ所に対する調査を要請。さらに拡大する可能性もあります。
一方、「恵」は全事業所を調査し、利用開始時点までさかのぼって返還すると発表。しかし、すでに退去した障害者の家族からは「一切、説明がない」と不満の声が上がっています。
これからどうなるのでしょうか? 「恵」は本当に全額返還するのでしょうか? それともまた新たな「30円事件」が起こるのでしょうか? これからも目が離せません。
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